ロックバンドでありながら、クラブミュージックやエレクトロニカの要素を融合させた独自のサウンドで支持を集めるサカナクション。
そんなサカナクションが、12年ぶりにNHK紅白歌合戦へ出場することが決定し、注目を集めています。
久しぶりの紅白出場に、
と気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
サカナクションが紅白2025への出場を決めた理由をはじめ、
活動休止の背景や復活までの流れ、前回の紅白出場についてもあわせて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
サカナクションが紅白2025出場を決めた理由とは?

ボーカルの山口一郎さんは、うつ病による休養を経て、
「病と共に歩みながら作った音楽を、紅白という場所で届けたい」と語っています。
また、復帰後もすぐに紅白出場への迷いが消えたわけではなく、
から、出場については最後まで悩んでいたことが明かされています。
出場については最後の最後まで迷っていたものの、
が背中を押したとされています。

こうした出場の決断には、次のような背景が重なっています。
NHKは、山口一郎さんの闘病と、サカナクションが歩んできた「休止から復活までの過程」を重要な物語として捉えてきました。
単なる音楽活動としてではなく、社会的なメッセージを持つストーリーとして追い続けてきたのです。
そして今回の紅白出演は、
ドキュメンタリー『山口一郎 “うつ”と生きる』シリーズの一つの到達点であり、物語の区切りとなる場として選ばれています。

つまり紅白2025は、単なる「久しぶりの出演」ではなく、
サカナクションが自ら選び取った“祈りと決断のステージ”だったと言えます。

「選ばれたから出た」のではなく、「今の自分たちだからこそ出ると決めた」。
その姿勢こそが、今回の紅白を特別なものにしています。
山口一郎の体調不良と活動休止に至った理由とは?
山口さんは2022年6月にうつ病と診断され、同年7月からライブ活動を含むバンド活動を一時休止しました。
うつ病に至った背景には、次のような事情があったと本人が明かしています。

また、本人の発言やNHK特番では、
と語られており、日常生活もままならない状態だったことが明かされています。
当時の山口一郎さんは、
を抱えるようになり、心と体の限界を迎えていました。
この休止は“一時的な不調”ではなく、
人生と音楽を見つめ直すための必要な時間だったと言えます。

音楽以前に、まず“生きること”と向き合わなければならない状態だったことが伝わってきますね。
サカナクションはいつから復活したのか?
いきなり完全復帰するのではなく、山口一郎さんは「病と共生しながら」慎重にステップを踏んでいます。

復活までの流れは以下の通りです。
このツアーは「完全復活」とメディアでも表現されましたが、
本人は「完治ではなく共生」と繰り返し語っています。
2024年からの復活はゴールではなく、
無理のないペースで音楽を続けていくための新しいスタートでした。

無理に元通りを目指すのではなく、「続けられる形」を探しながらの復活だったことが伝わってきますね。
前回の紅白出場はいつ?披露した曲や出場回数
当時のサカナクションは、テレビ露出の少ないオルタナ系バンドとして異例の初出場でした。

当時の世間の反応としては、
といった好意的な声がある一方で、
もありました。
一部SNSでは、
PCを並べた無機質な演出やデジタル音が印象的だったことから、
「放送事故なの?」という声が出たこともあります。
しかし、むしろ時間が経った今では、
として評価されることが多くなっています。

2013年は、
「ロックバンドが紅白に食い込むこと自体」に象徴的な意味があった出演でした。
一方で2025年は、
うつ病からの復帰を経たサカナクションの歩みや、苦しみを抱える人に音楽で寄り添うメッセージを届けることが軸となっています。
同じ紅白という舞台でも、
サカナクションにとっての意味は大きく変化しています。

12年という時間の重みが、今回の紅白をより物語的にしていますね。
現在のサカナクションの活動状況
山口一郎さんの体調に配慮しつつ、
音楽制作・ライブ・映像作品・メディア露出をバランスよく並行して行っているからです。

また、山口一郎さん自身も体調と向き合いながら、
YouTube配信やソロイベント「山口一郎の遭遇」など、個人としての表現活動を続けています。
サカナクションは今、
病と共生しながら、音楽を続けられる形を見つけたバンドとして前進しています。

無理をしない選択が、結果的にいちばん強い音楽につながっているように感じます。
まとめ

今回の紅白は、
サカナクションが“今の自分たちで立つ”と選んだ場所です。

今回の紅白出場は、サカナクションが歩んできた道のりを振り返る一つの節目だったと言えそうです。
これから、どんな音楽を届けてくれるのかにも注目したいですね。


